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夏のごあいさつ(お中元のマナー)

先日、お世話になった方数名に、ちょっとしたお礼の気持ちをお贈りしたくて、お買い物に出かけました。 どの方も、お酒を毎日のようにお楽しみになる殿方でしたので、博多名物『からしめんたいこ』をお送りすることにしました :nikoniko:

この季節、お酒が好きな方ならきっと、「おお早速、今夜はこれで一杯・・・ :nikoniko: :beel: 」と、日が暮れるのを楽しみになさっていただけるかと(笑) :happy:

配送の手続きをお願いしながら、お店の方に、「のし書きなんですけど、『夏のごあいさつ』にして頂けます? :smile1: 」と尋ねると、たまたまお隣でお中元の手配をすませたばかりの年配のご婦人が、「あらっ :smile3: そんな洒落た言葉があるの? 私のもそれに変えてほしいわ :nikoniko: ❗ 」っておっしゃいました :smile1:

お礼としての贈りものでしたが、ちょうどお中元としてお贈りするのにも季節的には良い時期。 のし書きは「お礼」でも「お中元」でも当てはまるのですが、いずれも堅苦しいので、『夏のごあいさつ』でお願いしようかな :smile1: と思ったのです。

たまたま隣にいらした年配のご婦人に、「いいこと教えてもらったわ~ :smile1: 今はそんな洒落たのし書きもあるのねぇ、お中元じゃ、なんか堅っ苦しいと思ってたのよ :smile3: 」と言われて、確かにカジュアルに、ほんの気持ちだけを送りたい・・・って思う時は特に、「お中元」じゃ堅苦しいものがあるかもな~、なんて思いました :smile1:

ところで、博多には名物だけに「めんたいこ」屋さんは本当にたくさんありますが、お味も辛くなくて上品な出汁味のものや、ゆずの香りが効いた優しいお味まで、実はバリエーションも様々。 最近は無着色のものも人気です。

お届けものに私がよく使わせて頂いているお店さんは、博多でも5本の指に入る程の有名なお店なのですが、ここのご年配の社長さんがまた、とても素敵な方なんです :happy: お人柄の素晴らしさでも多くの人に慕われていらっしゃる方ですが、とってもダンディーで気さくな方です :smile2: :heart:

以前、ある食事会で初めてご本人様にお目にかかった際、名刺交換をさせていただいた数日後、秘書さんから丁寧なお礼状が送られてきて、その細やかなお気づかいにもとても感心させられました。

その頃、私も名刺交換の後には必ず改めてお手紙でお礼とご挨拶をさせて頂くようにしていましたが、Eメールが主流のこの時代ですし、お手紙をこちらが頂くことや、お返事をわざわざ送って下さる方はそう多くはないものです。

それなのに、私のような若輩者にまで、丁寧に接して下さる姿勢でいらっしゃることに、尊敬の気持ちも湧きました。 さすがその社長のお店だけあり、社員教育も行き届き、配送にもいろいろな気配りがなされています。

こちらのお店は「からし明太子」に限らず、明太子を使った加工食品をはじめ、地元名物の美味しいものを扱っていらっしゃいますから、お届けものを選ぶ際には、何を差し上げようかと、こちらもとても楽しいのです :nikoniko:

お酒がお好きな方で、「めんたいこは酒の肴に最高だよねっ :smile3: 」とおっしゃる方への贈り物に使う際にでも、私はたいてい明太子は少し、その他にいろんな美味しいものを少しずつセットに詰め合わせたものをお贈りするようにしています。 ご家族の、お酒を召し上がらない方にでも喜んでいただける配慮はとても大切ですものね。

知る人ぞ知る、「めんたいマヨネーズ」なるチューブ入りのものは、これがなかなかおススメで、パスタとあえるだけでとっても簡単に「めんたいパスタ」になっちゃうし、食パンに塗ってオーブントースターで焼くだけで、これまた美味な「めんたいトースト」の出来上がり :nikoniko: ❗

「めんたい茶漬け」なるものは、食欲の落ちるこの時期にでも、さらっと頂けるので、これもまたなかなかの好評 :nikoniko:

地元の私たちはほとんど、めんたいこはそのまま生で頂きますが(炊きたてご飯にのっける派も多いです :happy: ) 「少し焼いてあった方が食べやすくて好み」だとおっしゃる方も多いです :smile1: 実はウチのBe-Beも「焼めんたい派」(笑)

アルミホイルに載せて、オーブントースターで焼いて頂くと、とても手軽に召し上がれますから、一度お試しくださいね :nikoniko: そんなお好みも考慮して、私は明太子だけをどっさりとお送りすることをしないんです。

食べ物のお届けものは、「この前のあれを、もう一度送ってもらえる? :smile3: 」とわざわざリクエストを頂いたり、「感激して自分でもお取り寄せしたの :nikoniko: ❗ 」なんて言って頂けたら大成功 :happy: ❗ 間違いなく喜んで頂けた証拠ですよね :smile1: :onpu2:

実は、昨日はBe-Beのお中元のお買い物に付き合って、一緒にデパートにお出かけしてきました。 もちろんBe-Beも、相手の方のお好みや、家族構成に合わせた贈り物を考えます :smile1:

相手の方の喜んで下さるお顔を想像しながら、贈り物を選ぶのは、とても楽しいですよね :nikoniko:

さて、『お中元』は、東日本では7月初旬から7月15日まで。 西日本ではお盆までに、ということで8月初旬から8月15日までにお送りするものといわれているようです。 

私もBe-Beも関東から関西、そして地元のお世話になる方々に、日ごろの感謝の気持ちを「夏のごあいさつ」としてお送りしますので、暑中見舞いの目安に合わせ、梅雨が明けてすぐにお送りするようにしています。

立秋(8月7日ごろ~8月22日ごろ)の前日まではのし書きを「暑中お見舞」にしましょう。 立秋に入ったら「残暑お見舞」にして、処暑(8月23日ごろ~9月7日ごろ)までには届けるようになさるとよいかと思います。

ちなみに目上の方に対しては、「暑中御伺い」「残暑御伺い」になさるとよろしいでしょう :happy: お届けものに一筆箋を添える場合、何枚かにわたってお手紙をお書きになる方がいらっしゃるのですが、あくまで一筆箋は「一筆書き添えるためのもの」 :smile1: 一枚だけで終わらせるのがマナーです。

さて、贈り物の基本ですが、あくまで「受け取る側に喜んでもらうこと」を考えて贈りたいですよね :happy: 自分の好きなものだから、相手もきっと喜ぶに違いないという考えでは、単なる親切の押し売り状態 :su1:

特に食べ物や、お酒、コーヒー、それに甘いものにしても、好みでないものが届いたら、処理するのにお相手の方を困らせてしまいます。 

例えば、私もBe-Beも、ふだんめったに甘いものを頂きませんが、これはダイエットのためとかではなく、単に好きではないので甘いものを日常的に頂く習慣がないからなんですが、甘いものがお好きな方の中でも 「和菓子のアンコものは苦手 :nageyari: 」とか、「ゼリーのようなものは苦手 :uuuum: 」だと言う方もいらっしゃいます。

日本語は奥ゆかしく美しいもので、お礼の言葉が、「結構なものを頂戴しまして・・・」とか、「いつも申し訳ありません」という言葉だったら、次回は他のものに変えてみた方がよいかもしれない、と言いますよ :smile1:

自分が美味しいと思ったから当然喜んでもらえていると思っていたのに、実は相手には「あれほど苦手と言ってたのに・・・わざわざこれを送ってくるなんて、相手のことも考えないで、テキトーに何か送っておけばいいって思ってる、いい加減な人なのね :hun: 」なんて、誤解されてしまっている危険だってありますよね :nageyari:

お好みを確実に知っておくことは、相手とのお付き合いを大切なものだと思っていれば、なおさら当然のことではあります。 でも、お好みがわからない時は、やはり受け取った側にとって、どなたにでも喜んでもらえるもの、重宝がられるものを選べるセンスを磨くことがとても大切だと思います。

自分の好みだけを最優先してしまうのは、やはり相手のことを考えているとはいえませんし、贈り物のマナーとして、エレガントではありませんものね。

せっかくお贈りするのなら、相手の方に「嬉しい :love: サスガはあの方ねっ ❗ ホントにセンス良いわ :happy: :heart2: 」って感激してもらえたら素敵ですよね~ :happy: そんな素敵な大人の女性を目指したいな~っていつも思うのです :happy:

ランキングアップも目指しています・・・ :su1: 今日も応援よろしくお願いします :smile2: :heart:

POSTED COMMENT

  1. しの より:

    aya様

    「夏のごあいさつ」ってオシャレ…漢字にすると柔らかさが無くなりますね…やはり、日本語ならではの平仮名にするべきですよねっ!!

    マナーに心遣いを足すと、更に素敵なマナーになるンですね☆それが当たり前にできる女性になりたいっ(>_<)

  2. aya より:

    しのさま

    確かに日本語って、漢字と平仮名では、同じ言葉でもニュアンスが変わるんですよね~ :nikoniko:

    心遣いを受け取る側が、恐縮することなく気持ちよく、受け取れて、幸せな気分にもなっちゃうようなテクニックを持ってる人って、本当に素敵だな~って思います :smile2: :kirakira:

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