人間関係

しるし

ミスチルの新曲が2年ぶりにリリースされたと聞きました。 私は昔から洋楽派で、いわゆるJ-POPをあまり聞かないので、邦楽にはかなり疎いのですが、ミスチルの「しるし」という曲が大好き :smile1: :onpu: いつごろ出た曲なのかは知らないのだけど。

学生の頃からになるなので、このトシにもなればもう、「幼なじみ」といってもいいほど古い付き合いの殿方が、いつだったか、「なんかこの曲な気分 :smile1: 」とか言って、ある明け方に、この曲をメールで送ってくれたことがあって、「わぁ、すごくいい曲だなぁ :smile1: :kirakira: 」と思ったのです。

隣の大学の学生だった彼とは、当時、行きつけのカフェが同じだったので、顔なじみでした。

学生の頃の彼は、女の子たちの憧れの的な男の子で、いつもファンの女の子達が、遠巻きに彼を監視してるような人気モノでした。 授業が休講になった時などに、行きつけのカフェでお茶をしながら時間を潰していると、彼が通りがかりに私を見つけて、「あや~~ :smile3: ❗ 」と、わざわざハグしにくるようなタイプの人で(笑) 

当時はお顔がとってもスイートな、王子様系の男性だったので、私の中ではややチャラ系よりの、いわゆる「優男」というイメージだったのですが、実は超男気のある男の中の男タイプだったらしく…と言うのも、大昔の私は、殿方を見た目で判断する程度の経験値しかなかったわけです。 内面まで分析できるほどの知識も経験もなかったわけね :niko:

お互い大人になってからは、めったに会うことはないのだけど、何故か疎遠になることなく、いまだに小まめにメールで「今日は寒いね :smile3: 」とか、「今日はダウンのコート着てる :smile1: 」なんて、どうでもよいやり取りをしていたりする :smile1:

王子様系だった彼の外見を、時の流れはすっかりと「頼もしいアニキ系」に変え、実際に、若手からとても慕われている彼を見ていると、「神様は本当にいてくれたらいいな」と、いつも私は思うのです。

彼は、自らがサポーター代表を務める、あるプロスポーツチームの若手選手たちに、毎晩食事をふるまっています。 若手のアスリート達といえば、食べる量だってもう、ハンパないかと思うんだけど、彼のもとにはもうずっと何年も、毎晩お腹を空かせた若者たちが集まってきています。 その中には、実際に、今は有名になってしっかりとその世界で活躍しいている人もいて、私はスポーツのことがわからないけれど、テレビでその人の姿を見ることができるという人が何人もいるみたいです。

将来有望な、でも今はお金をあまり持っていない若いアスリートたちに、「お腹いっぱい食べて力をつけてくれ :smile3: ❗ 」と食事を振るまうのは、彼にとってはただ、「しっかり成長して、将来もっと活躍する選手になってほしい」という、その思いだけで、自分にはなんの見返りも期待していないようなのだけど、彼を見ていると、神様が本当にいてくれたらいいな、といつも私は思うのです。

「どうか神様、彼の善行をちゃんと見てあげてください。」と、そう願わずにはいられないって気になります。

そんな彼が、ある明け方に、「この曲な気分~ :smile3: 」と教えてくれた、ミスチルの「しるし」という曲。 「すっかり強面系のアニキに変貌しても、なんだかちゃんとロマンティックなとこもあるじゃ~ん :smile1: 」なんて思いつつ、私も大好きな曲になったのでした。

話しは変わるんだけど、いつだったか、ある晩に、仲良しの殿方と一緒に、彼が予約してくれているお店にタクシーで向かっていた時、タクシーの中でこの「しるし」という曲が流れてきました。 2人同時に、「ダーリン、ダーリーン :ooo: :smile1: 」とメロディを口ずさんだもので、「おお、この人もこの曲を知っていたか :smile1: 」と思って、私は前から疑問に思っていたことを、彼に聞いてみたのです。

「ねえ、この歌って、別れの歌だよね :smile1: ?」と。

すると彼は言いました。 「え?ホント? でもこの前、部下の結婚式に出た時に、この曲流れてたよ :smile1: 」と。

あれ~ 🙄 じゃあやっぱり幸せなラブソングなのか?? でも、私には微妙に、別れが近づいているカップルの心の機微を歌い上げている歌詞に聞こえる。 
ところで、仲良しの殿方の、「物事を良い方に捉える」才能というのは、素晴らしいものがあって、彼にかかると、たとえ豪雨の朝でも、良い一日の始まりにされちゃうのです。 

「足元は濡れるけど、雨が降らないと水がなくなっちゃうもんね。 水があるから、美味しいビールが飲めるよね :smile3: でも、すごい雨だから、今日は車で出かける時は、運転に気をつけてね :smile3: 」なんていうメールを、ものすごい豪雨の朝にもらったりすると、ビール好きの私は、「そうか、雨って有難いなあ :smile2: :kirakira: 」なんて、とても単純に思ったりするの(笑) :smile1:

そのポジティブさたるや、感心を越えて尊敬に値するほど(笑) こういう人を上司にもつと、きっと部下は何も心配することはないって気がする。 「どうしましょう :gaaan1: :asease: 」って慌てても、きっと涼しい顔で解決してくれそうな気がするもんね :smile1:  

さて、その「しるし」という楽曲のことなんだけど、ずっと疑問だったのが、「恋愛中」とも、「別れ」とも、どちらにもとれる微妙な歌詞なのです。 メロディラインがとてもロマンティックで、コーラス部分で「ダーリン、ダーリン」と歌い上げるので、余計「ねえ、どっち?? :ase: 」と思う。

で、調べてみた。 (ってか、ヒマなのか?あたし… :su2: ) 

ミスチルの桜井さんのコメントによると、
「何か人を想うっていうそういう気持ちだけを描きたくて、そしたら物語というのはどうでもよくて、でも完全に物語をすっ飛ばすわけにもいかないから愛し合っている二人、別れた二人のどちらにも取れるストーリを歌詞にした」…のだそうです。

おおお、すげ~ 😯 ❗ 桜井さん、すげ~ ❗ ❗ どちらにも取れるって、完璧に大成功ですやん :smile3: ❗ ❗

確かにね~、人の心って不思議なもので、一人ぼっちなのが当たり前だと何も淋しいとか感じないのに、誰かと二人でいたほうが、淋しさを強く感じたりするものです。 一人より、二人なのに淋しい方がよほど心が寒いのよね :su1: :ooo: 「人を想う気持ち」って、ホント奥深いなあ…などと、しみじみ感じ入ったりしてしまったのです。 

みなさんにとっては、どんなふうに聞こえますか? Mr.Children 「しるし」(歌詞付き)

ちゃんと歌詞がわかるように、歌詞付きにしてみました。

今日の福岡はとっても寒い :smile1: しっかり着込んで出かけてきます。 今日の応援、どうぞよろしくお願いいたします :smile1:

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