心配しないで元気よく行こう!
今日の午後、レターパックを持って郵便局へと向かっている途中、歩道を仲良く楽しそうに歩いている数人の小学生を見かけて、ふと思い出したことがあります
私が小学生だった時、ある放課後、クラスの誰かが、「そうだ、明日、先生の誕生日だよ
」って言いだしたんです
私たちのクラスの担任は、その当時は独身だった男性の先生で、明日が30才を迎えるお誕生日だったのです。
一人の子が、黒板に、『先生 おたんじょう日おめでとう!!』とチョークで大きく書きました。 すると、続いてみんなが我も我もって感じで、次々にお祝のコメントを書き始めました
絵が上手な子が、何色かのチョークを使い分けて、黒板を更にカラフルに彩りました
あっというまに教室の黒板が賑やかなお祝のメッセージボードに変わっていきました
「私、お母さんに言って明日、ウチにある花を持ってくるね
」 一人の女の子が言いました
すると、「俺んち、いらない瓶があった
今日ウチに帰って花瓶、作ってくる
」 工作が得意な男の子が言い出しました
みんなすご~くわくわくしてきて、ノリノリになってきました
黒板はみんなからのメッセージや楽しい絵で更に賑やかになっていきました
ところが、たったひとりだけ、みんなのことを冷めた表情で見ている男の子がいました。 彼は、みんなの盛り上がりに水を差すように、いきなり一言・・・「こんなことして・・・
絶対明日、先生に怒られるよ~
」 静かにそう言ったんです
わいわいと盛り上がっていた教室が一瞬、し~ん
となりました。
でも、誰も黒板を消そうとはしませんでした
ただ、みんな、ちょっとだけ心配になって、少しおとなしくなってしまいました。 そしてその日はそれぞれがちょっと沈んだ気持ちで家路についたのです。
さて、つぎの日の朝・・・。 お花をもってくると言っていた女の子は、お家のお庭から、みんなが嬉しくなるほどキレイなお花を抱えてきてくれました。 花瓶を作ると言っていた男の子も、とっても器用に、たった一日で、素敵な花瓶を作ってきてくれました。
みんな、黙って席について、先生が教室に入ってくるのをじっと待ちました。 もしかして、授業に使う黒板をこんなふうにしちゃって、先生はすごく怒るかもしれない・・・
怒られたらどうしよう・・・
昨日の男の子の一言は、不安や、もやっとした嫌な気持ちとして、どの子の胸の中の片隅にも残っていたんです。
先生が入ってきました・・・。 その日の挨拶は、いつもの「おはようございます
」ではなく、「お誕生日おめでとうございます
」にするって、みんなで決めていました
そして挨拶は、みんな揃って大きな声でバッチリ決まりました。
驚いた表情の先生・・・一瞬照れたように見えた彼は、振り返ってしばらく黒板を眺めましたが、やがて・・・彼の眼からはぽろぽろと大粒の涙があふれてきたのです。
「ありがとう、ありがとう・・・」そんなにも、と思うほどに、やっとききとれるほどの声で、嗚咽しながら先生はそれだけやっと言いました。
みんな、なんだかとても満足して、そしてすごく幸せな気分になった朝でした
ところで・・・みんなの気持ちに水をさしたその男の子のことを、クラスの子たちは誰も責めませんでした。 あれほどに先生が喜んでくれたことに満足して、みんな、とっても幸せな気持ちだったのです。 「あんなこと言ってさ~
先生、全然怒らんかったやんか~
」なんて、誰も彼には言いませんでした。
子供ながらにも、他人の心をくんであげるということをわかり始めていた年齢だったのでしょう。 それに、「終わりよければすべてよし、喜んでもらえて自分も嬉しかった
だからそれで充分じゃん
」って、みんなが思えたんですね
今思うと、素晴らしい子たちの集まった、とてもいいクラスだったんだと思います。
大人になって思います。 彼は無口で、子供のくせに、なんだかいつもちょっと斜に構えた風な男の子でした。 当然、みんなと仲良く、わいわい騒いだり、元気よく笑ったりしているタイプの子ではなく、 「ふん、ばからしい。 みんなで仲良くとか興味ないし、俺は一人が好きなんや
」 って感じで。
彼の想定した「リスク」が現実のものにならなくて、本当に良かったと思います。 世の中にはサプライズプレゼントを素直に喜ぶことが出来なくて、びっくりしたからと、つい怒ったような様子を見せてしまう人だっているじゃない? 先生がそんな屈折した(笑)タイプの人でなくて、本当によかった・・・大人になった今だからこそ、余計にそう思っちゃいます。
最近、ある素敵なクライアントさんとのメールのやりとりの中で、「・・・それってなかなか興味深いご報告です~
」と言った私に対して、彼女からのお返事にこう記してありました。 『私、あまり報告しませんよね。。。すみません。。。。』 と・・・。
彼女は、「楽しみ
」って言葉に出して言うと、何故か期待と反対のことになってしまうというか、物事が上手く行かなくなってしまうと言うジンクスをしてまうような気がする・・・なのであまり言わないようになさっているのだとか
そっか・・・なんだかそんな時ってありますね
。 普段はあまり、そう思っていなくても、毎日に張りが感じられないかなって思える時や、心の片隅に、何故だかはっきりとは理由や原因がわからない、不満や不安がある時なんかは、誰だってきっとそう思っちゃうこともあるでしょう
期待して、がっかりするのはすごく辛いから、始めから「楽しみ~!
」なんて口にしないでおこう
って。
ずっと以前、『どうせと思ってしまうあなたへ』というタイトルで、一度お話したことがあるのですが、人の脳って、期待したことに反する結果になったときの、心のショックをできるだけやわらげるために、はじめから 「結果はダメかもしれない」 と考えるようになっているのだそうです。
成功しか考えられなかったら、もし失敗したときに、それに対処する行動を考えられないからでもあるのだそう。 すなわちこれは、自分を守るために神様が与えてくれた、自分にやさしい 「防衛本能」 なのですね
後先考えずに、思いついたら駆けだしちゃってるってタイプの方と比べると、こんな性格の方は、きっと、いろんなことが事前に想定できる、頭のよい慎重な人なんです
だからけして、心が弱いとか、物事を楽天的に考えられないなんて、ネガティブな性格としてとらえる必要は全くないと思います
だけど、世の中には事前に「リスクを想定する」ことをものすごく重視していて、わざわざむやみに他人の不安をあおったり、ネガティブな気持ちに巻きこもうとする人がいます。 そんな方って、「現実を見つめ、リスクヘッジすることこそが大切なのだ~
」 と、うっとり夢見がちでいちゃいけないんだ
とおっしゃいます。
えっと、余談ですけどこのリスクヘッジって言葉は和製英語で、先物取引なんかで「相場の変動による損失の回避」という意味合いで使われてきたものらしいです。 英語を話す人には通じないかも
ホント余談ですね
だけどね、普通にモノを考えることが出来る人なら、本当は誰だって、いつもいろんなリスク・・・わかりやすく日本語で言うと『危険』を、胸の中で想定しているのです
今は楽しく暮らしているけど、もしかしたら明日にでも、なにか心配事が起こるかもしれない
今は健康だけど、いつかとても大きな病気にかかるかもしれない
・・・
でも、いつもそんな不安なことばかり探して心配していたら、自分自身が毎日を楽しくにこやかに過ごすどころか、大切な家族や周囲の大切な人たちに笑顔を分けてあげることなんて、絶対に無理でしょう
誰だって、「自分はいつかこの世からいなくなる時がくるんだ
」 ってことは知っています。 でも、毎日「アタシは明日死ぬかも知れないんだからねっ
」なんてことを、自分の周りの人たちに、わざわざ言いませんよね。 少なくとも、普通に思いやりをもって周囲の人に接する能力がある人なら、そんなことけして口にしないと思います。
ご自分のお子さんに 「転ぶよ~
怪我するよ~
」 「アンタそんなんじゃ、明日も先生に怒られるよ~
」 「学校で友達に仲間はずれにされるよ~
」 「みんなに嫌われるよ~
」 なんて、あえてネガティブな言葉をぶつけるお母さんっていらっしゃるのだけど、子供を心配するあまり、ありとあらゆるリスクをわざわざ想定して、結局は子供の不安をあおってネガティブな気持ちにしているだけのような気がして怖くなります
子供には、怖いリスクを口にするより、出来るだけポジティブな言葉をかけてあげた方が、自己肯定力が高く、協調性のある子に育つと聞いたことがあります。 ネガティブな言葉で威圧するより、はるかに学力も伸びるのだとか
まあ、子供じゃなくても当然ですね
私だって褒められた方が絶対に伸びちゃう(笑)
「今日も学校で、いっぱい楽しいことあればいいね
」 「こんなに頑張ったから、きっと明日先生褒めてくれるね
」
子供だってきっと、小さな胸の中に、たくさんの不安を抱えながら頑張っているのです。 だから、出来るだけポジティブな言葉で、たくさん楽しい話しを聞かせてあげて、励ましてあげられるお母さんって、素敵だな~って思います。
リスクを想定するのは大切なこと、でも、それは素晴らしい知識や経験によって察知能力に優れているからこそ想定できるんだと思いこむのは、ちょっと怖いことです。 本当は、誰だって心の中にはいつも不安を抱えているんです。 だからこそ、楽しいことで盛り上がったり、気持ちが明るくなるようなことを求めたいですよね
取り越し苦労なことも多いでしょう、それに回避できることならもちろん回避したいです。 その方法として、私にとっての風水って、心に元気や明るさを呼んで、不安な気持ちを取り払ってくれる素敵なスキルなのです
このブログは、みなさんと一緒に日常の中から小さなことでも、「楽しい
」とか「嬉しい
」とか「素敵
」を見つけて、共有することが目的
楽しいばっかりなんてありえないよ~
人生、悪いこといっぱい起こるよ~
夢いっぱいでいたってダメよ、いつも悪いことを想定しておくのが賢い人間の生き方よ~
って考えも、間違ってはいないと思うし、確かにそうよね
そんなタイプの人に、「楽しいこと見つけよう
それが開運だよ
」なんて言ったら、「夢見がちなことばっかり言ってる無責任でいい加減な人だ
」と思われちゃうのかもしれません
だけど私、思うんです。 楽しいことばかりじゃないからこそ、そんなネガティブな不安を吹き飛し、毎日をキラキラ素敵に頑張りたい
たから楽しいことを見つけたら、どんどん皆さまにもご紹介して、一緒に笑顔を分かち合いたいな
って・・・
ついでにぽちっとして頂けたら、私と喜びを共有することができるのです
共有したかろう、したいよね






確かに事前に「リスクを想定する」ことをものすごく重視していらっしゃって、ご自分のことを私はバリバリの「リアリスト」ですから!なんて言っちゃって、わざわざむやみに一生懸命頑張ろうとしている人達の不安をあえてあおってみたり、ご自分がネガティブなのを棚に上げてまわりの人間に喧嘩を売り、批評し、ネガティブな気持ちに巻きこもうとする人いらっしゃいますね(苦笑)「現実を見つめ、リスクヘッジすることこそが大切なのだ~ 」 と、和製英語を使う人(笑)
みんなの優しい気持ちに水をさす子供….。
リスクを事前に想定するバリバリのリアリストだったのか?
ただの意地悪な子供だったのか??
きっと大人になってもこういう性格って本人が変ろうと努力するか本人が気づかなきゃ変われないんだろうな….。
せっかく素晴らしい出逢いがあって、素晴らしい人の元で学べる機会を持ったとしても、ついつい頑張ってる人に水をさしたくなる・・・いつも喧嘩売ってないと気が済まない….。
あえて喧嘩を売る必要があるのだろうか?
Be-Beさん
素晴らしい人の元で学べる機会があっても、一生懸命頑張ってる周りの人をバカにしたり、水をさしてまわる人って、せっかくの学びは何のため?って思っちゃいます
結局それがその方の師匠様からの教えってことかしら?なんて、上の人の人格まで疑われちゃうわね
学ぶことの大切さは知識をつける以上に、心を磨くことかも
私たちもいつかリリアンのように、人を楽しい気分にしたり、幸せな気分にしたり、目標や希望を与えたり出来る人になりたいわね~
頑張って、少しでも近づけるように努力しましょ~
良いお話ですね、彩さん~~!
先生につられて私も瞬間涙腺がゆるんじゃいましたよ==(T_T)
この先生にとってはきっと忘れられない思い出ですね!
そしてその水を差した男の子は良い意味でのトラウマ、思い出になっているといいですね。
その一件で、『水をさすよりは盛り上がろう~~』
体質に変化など。
かくいう私も主人の発言に水をさしちゃいます^_^;
出来るだけ一緒に盛り上がってみます~(^^ゞ
aya様
良い話だぁ~…(ノд<。)゜。涙腺緩いのは、年とったせい?(笑)サプライズ企画の楽しみも、小学生の頃に、ヒトとの関わり合いで学んだコト…ヒトと関わるコトで、たくさん学べるンですよね!!
シンプルに考える…と、リスクがどうとか考えられなくなったワタシは…単細胞!?(笑)
ayaさん
私も涙腺
ゆるみました
きっといい先生だったのでしょうね
そうそう、私も報告しませんね
すみません
もうすぐ胸張って報告できるようなことがある予定なので(^^;
予定が決定になったらご報告いたしますねー
あ!名前入れ忘れました
7/9 14:25のコメントは私です
失礼いたしましたm(_ _)m
パピヨンさま
今でも思い出すと、胸がほんわか暖かくなる、子供の頃の良い思い出なんですよ~
水を差すよりいっしょに盛り上がる・・・良いですね~それ
何だか楽しさ倍増しそうです
しのさま
涙腺ゆるくなるのは、いろんな経験を積んで、人の心を深くくんであげられることができるからこそなんですって~
思い出せば、子供のころも小さな社会なりにいろんなことがあって、いろんな学びがありましたよね~
あきさま
あきさまでしたか~(笑)
みなさんが、それぞれに幸せでいらしてくだされば、それが何より一番なのです

」ってのが、最上級に理想です
「もう幸せいっぱいで、いちいち報告なんかしてる暇ないわ~