ありがとうございます‼
熊本・大分の震災による被災者の方々を支援する、チャリティーキークリップは、先ほどをもって完売いたしました‼ 今回もご協力くださいましたみなさま、本当に本当にありがとうございます。
こんな小さな活動にご賛同いただき、ご協力くださいましたことに、心から感謝申し上げます‼
今回の地震は、過去に例がないといわれる、特殊なタイプのものであるようです。 地震直後は20万人、そして、10日以上たった今でもまだ、とりあえず様子を見に戻れる自宅を失ってしまった方々2万人が、避難所で、とても不自由な生活を強いられています。
九州の田舎のほうの、とてもの～んびりとした平和なところを突然襲ったありえない規模の災害です。
このあたりは、とても広大な敷地に、昔しながらの農家の広い一軒家がたくさん…。 そして、その広い敷地の中には畑もあったり、ニワトリも飼っていたり、隣家までの距離といったら、結構離れていたりするのです。 そこには老夫婦が二人きり、あるいはお年寄りがお一人でお住まい…。 そういうお宅も多いのです。 そんな静かで、の～んびりとした、のどかな田舎を震源地とする大きな地震でした。
人口密度の割合を考えてみてください。 この規模での災害が、もし都心部を襲っていたら…‼
どうか、被災者の数、そして、とても残念なことに命を落としてしまった方の魂の数で、災害の規模を判断しないでほしいと思うのです。 熊本県は、ほとんどが野菜や畜産物によって成り立っている自然豊かな県です。 今回大きな被害を受けた大分県の由布院あたりも、静かでのどかな、ゆったりとくつろげる素晴らしい自然を求め、全国からみなさんがいらしてくださっていた温泉地です。
お年寄りが、たったお二人で住まっていたような敷地と同くらいの広さの土地には、考えてみたら、都心では大きなマンションが建ち、何百、いえ、どうかすると何千人という人たちが住んでいるかと思います。 どうか、亡くなった方の数、倒壊した家屋の数で、災害の規模を判断しないでほしいと思うのです。
美しい自然に恵まれていた土地は、大きなダメージを受け、言葉にならないほどに傷ついてしまっています。
熊本県は水の都といわれるほど、豊かな水に恵まれたところでした。 都会では信じられないことだけど、熊本の水道水は、すべて天然の地下水でまかなわれていました。 天然のお美味しい水がふんだんにあったから…熊本の方たちには、「お水を買う」という習慣が、これまでありませんでした。
地元の方たちの誇りだった水前寺公園の、美しく広大な庭園のお池の水はすっかり干上がってしまい、今、地元の方々が一番求めているものは、これまでは当たり前にあった、「水」なのです。
普通のこと、ごく自然なことが、あたりまでなくなってしまうこと…。 災害は、けして神の怒りなどではなく、誰の身の上にも降りかかる可能性のあることだと私は思っています。 誰にでも、もしかすると明日にだって起こりうることです。 だからこそ、たまたま今はこうして、元気でいられる立場にいられる私は、今、つらい方々に、少しでも元気を届けられたらいいな…と思います。
今回も、こんな小さな呼びかけにご賛同くださいました方々、本当に本当にありがとうございます‼ 心からお礼を申し上げます。
