セブ島留学で、最初のお休みの日。
先週の土曜日にこちらに来たので、厳密には２度目の土曜日を迎えたわけですが、先週は、到着したのがすでに夜でしたから、なんだか初めての土曜日を迎えた気分です。
とはいえ、日本時間の午後7時半に、いつものオンラインセミナーの予定がありましたから、フィリピン時間では、夕方の6時には、PCの前にスタンバイしておきたかったので、けして終日のんびりと過ごせるという気分ではありません。
お昼間に出かけた先で、もし、渋滞に巻き込まれるなどして、戻る時間が遅れるようなことがあっては大変なので、遠出はできませんから、まずはとりあえずランチに、お隣のイタリアンカフェに行ってみることにしました。
とても可愛らしいお店です。
グリーンティは、あまり甘くしないでねってお願いしたのだけど、それでも十分に甘かった（笑）
マレーシアやシンガポールでもそうだけど、暑い国らしく、ここでもグリーンティーにすら、たっぷりとお砂糖が入ってるんですよね。
BeBeがパスタをオーダーしたので、私はこちらを頼んでみました。
フィリピンの人たちって、お米をよく召し上がるみたいで、カフェやファストフードのメニューにも、フツーにごはんが添えられて出てくるみたいです。
お店のお姉さんが、とても親切にしてくれたので、ほんのちょっとだけチップを弾んだら、なんとお返しに、お店で売ってるお菓子をくださいました。
チップのお礼をいただいたのなんて、人生で初めてかもしれない・・・。
ハワイに行って、お店でお食事した時にテーブルに置いてくるチップだったら、いつも当たり前にこの２〜３倍の金額は支払うかと思います。
この国に来て、たった一週間で、いろんなことをたくさん考えさせられています。
ここに来て良かった。 留学先にこの国を選んで、本当に良かったと思っています。
ここに来たことは、私の人生の中での、とても大きな学びになっています。
この子は、道端で出会ったノラ猫さんです。
この島の野良ちゃんたちは皆んな、とても小さくてとても痩せっぽち。
この子と目が合った瞬間、まるで「ねぇ、ごはん、ある？」って言ってるみたいに、すがるような目をして近寄って来たので、思わず泣きそうになりました。
私たち姉妹の留学先の学校の周りには、たくさんのお洒落なカフェや、きれいな飲食店があって、価格的にもけして、日本と比べて激安なわけではなく、むしろほとんど価格差がないように思えます。
だけど、調べてみたら、2024年現在で、フィリピンの平均年収は約32万ペソだそうで、これは日本円に換算すると、約80万円程度。
フルタイムで働いている人の平均月収は、およそ1万6千ペソくらいらしいので、日本円では、わずか4万円くらいです。
フィリピンという国は、地域格差が大きくて、私たちの滞在先は、すぐ近くに高級住宅街がある所なので、場所柄、何かと便利な上に治安も良くて安全なかわりに、お店の値段なども高めなのかもしれません。
それでも、道端のネコさんや、表通りから見える裏路地の様子には、ちょっとしたカオスな景色を垣間見ます。
いかに自分が恵まれた環境で、安全に、そしてのほほんと暮らしてきたのかと、なんだか心苦しく思えて来ます。
ここにいると、出会う人たちからたくさんの笑顔を投げかけてもらえて、それに気持ちが救われる気がします。
自然とこちらも笑顔になっているんです。
ここに来させてもらえて、本当に良かった。
自分の人生の中で、特別で貴重な体験をさせてもらえている気がします。
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