ウワサ話し

几帳面男子とガサツ女子

今やもう死語かもしれぬが、昔、『バンカラ』という言葉が存在しました。 この言葉は、昭和のフォークソングが全盛だったあたりまでは、おそらく一般的に知られ、使われていた言葉かもしれません :su1:

夏目漱石の小説にも登場するこの『バンカラ』とは、そもそもは『ハイカラ』に反する言葉として生まれた造語で、野蛮で粗野な感じとか、そんな風に振る舞う人の事を指す言葉です。 当然ながら、男子に当てはめてしか使わない言葉で、間違っても「バンカラな女子」などありえないことです。

本来はもともと、単に野蛮で粗野な下品な男子をこう呼んだわけではなく、服装をわざと無頓着にして、思想や言葉遣いやしぐさにあえて「男」を強調することに、ひとつのダンディズムのようなものを求めた、いわばちょっとしたファッション的な流行の部分があったのかもと私は解釈しております。

ところが最近は、服装に無頓着な…というか早い話が、服がダサくて不潔な印象の男子で、言葉遣や行動は暴力的だし、ガサツで荒っぽい男子が、「イケてる~ :smile2: 」などと評価されるはずがないわけで、当然、清潔感に溢れ、服装もお洒落で、性格は優しく、言葉遣いも人当たりもソフトで女性のエスコートも上手…そんな男性に人気が集中するのが当たり前だという時代になりました :smile1:

『バンカラ』な男子に「男らしいわ、素敵~ :love: :heart: 」などと言って惹かれる女子など、よほどの変わり者でない限りは存在しない今日この頃、過保護なママの過干渉気味の教育と、しかも清潔な環境で飼育…あ、間違った 😯 大切に育てられた男の子たちは、立派な『几帳面男子』として成長することとなったわけです。

私の個人的な好みで語らせて頂けば、正直なところ、ガサツなタイプの男性は非常に苦手です。 物を大切に扱わない人、他人に対して丁寧な言葉遣いができない人や、他人に対して横柄な態度に見える振る舞いをする人などは、特に苦手です。 

不潔なのはもってのほかだし、服装に無頓着すぎたり、言葉遣いもぶっきらぼうであったり乱暴な人、それに声がやたらとデカイ人もかなり苦手なジャンルです。

こういうタイプの男性は、やはりデリカシーに欠ける面が目立つ気がします。 他人…特に女性の心の機微を感じ取るのは無理なことでしょうし、こんな人って当然ながら、何に対してもかなり鈍感。 時には失礼すぎるとも思える態度で、女性を怒らせたり落胆させたり、悲しませたりすることが多いような気がします。

ガサツさがそこまで目立たないにしてもこの要素を持つ男性は、「あなたに対して怒ってるんだぞ :ikari: 」というような時でも、「まあ、世の中いろいろあるさ :smile3: そんなにネガティブにならずに前向きに頑張れよ 🙄 ❗ 」などと、大勘違いなコメントを平気でよこしたりするもので、こちらの神経を余計に逆なでしてくれたりするものなのです :su2: :ase:

偶然、「几帳面男子にキュンとした瞬間」をリサーチした記事を見つけました。

ここに書いてあることは、うなづけることもあれば「それはないやろ :angry: :ase: 」と言いたくなることもあり、特に『彼氏と旅行をしたとき、エクセルで旅のしおりを作ってきてくれていた』なんてエピソードは、几帳面さにキュン :smile2: というより、「学級委員長かっ :komatta: ❗ 」と突っ込んでしまいそうだし、会社のデスクが『仕事をたくさん抱えているにも関わらず、机の上に紙がいっさいなくてフィギュアと観葉植物だけが飾ってある :smile2: 』というのにも、「フィギアは几帳面か?」と疑問視したくなる :su2: :ooo:

しかし、まあよかろう。 個人的意見を述べれば、私はガサツで不潔より、はるかに「几帳面男子」のほうが好きだ :smile1: あくまで度が過ぎなければって話ではあるけれども…(笑) :onpu:

そこでこの『几帳面男子』に対して、最近目立っている存在が『ガサツ女子』なわけです。 「バンカラ」が素敵だと言われていた時代でも、現代社会においても、『ガサツな女子』が好評価を受けるはずのないことは明らかなことなんですが、何故か巷に増えつつあるといわれている『ガサツ女子』 :ooo: :ase:

一昔前に生息していた「ヤマンバギャル」、略して『マンバ』に始まり、その流れをくむ「けして清楚で清潔そうとはいえないギャル」は、今でも渋谷の109あたりにはたくさんいるし、福岡のギャルビルにだってたくさんいる。 

お友達のことを、平気で「オメエ」とか「テメエ」とかと呼び、「ガハハ 😆 」と大声で笑い、お手洗いの使い方が異常に乱雑だったりする『ガサツギャル』 :angry: :ase: これがこのまま成長したら立派な『ガサツママ』になることは明らかだろって気がする… :angry: :ase: イメージ的には、あの『ビッグダディ』で有名な、すでに離婚した2番目の嫁みたいな感じというか… :ooo: (でも売れてるんだよね、彼女の本って、やっぱりすげー ❗ )

ただ、実は至って普通に見える女性の中にも、この『ガサツ女子』の要素をたくさん含んでいる『隠れガサツ女子』は大勢いたりするわけです 🙄

どうやら最近では、「言動づかいが粗くて、細やかな配慮が欠けている女性のこと」が『ガサツ女子』だと呼ばれているみたいなんですが、実社会では、「男性でも許されないような礼儀知らずなことを無意識にしている女性」は、すでに立派な『ガサツ女子』だという評価を受けているようですよ :nageyari:

あなたは大丈夫?? :su2: それでは『ガサツ女子度チェック』やってみましょう :su2: ❗
ガサツ女子診断

『周りから「ガサツ」と思われてしまう女子のNG言動5つ』という記事も発見しました。 これによると、

1:メイク道具をずっと洗っていない
2:バッグの扱いが荒い
3:汚れた靴で足をすりながら歩く
4:場所をわきまえず声が大きい
5:食事でのしぐさが大雑把

これらのことが挙げられています :su1: つまり、自分で清潔な環境を整えることができない女性。 態度や行動がだらしなかったり乱雑。 声がデカイ。 マナーをわきまえない。 このような振る舞いによって『ガサツ女子』のレッテルを貼られてしまうということですね。

ちょっとしたうっかりも結構危険 😯 ❗ ちょっとの油断で「ガサツな女性」だという印象を与えてしまったり、せっかくの恋のチャンスを逃したりしないように、普段からちょっとした気遣いやしぐさには充分注意を払いたいものです :smile1:

それでは丁寧に、本日も「ぽちっと」応援よろしくお願いいたします :smile3: :heart2:

POSTED COMMENT

  1. しおん より:

    Ayaさま
    あたくしの個人データによりますと、ガサツな人って概して靴が汚い…
    洋服や時計、バックはブランド物なのに・・・靴が汚い・・・
    ホテルマンとかは、靴を真っ先に見るといいますが、足元まで注意が払われていない段階で、ガサツだと思うのですよね~~。
    あたくし近辺では、ガサツな人を指す隠語に、「ガッチャマン」ってのがあります。
    あぁ~、昭和だわ~~ :mrgreen:

  2. Aya より:

    しおんさま

    確かにおっしゃる通り!! :su2:
    ガサツな人って、お靴のお手入れまでは決して神経が回らないのね。
    凄く汚れていたり、型崩れしたりのお靴を履いている率が高い!!
    「足元を見る」って言葉はホントにその通り ❗
    禅語の「脚下照顧」も、この意味を含んでいるような気がします 🙄

    あたくし近辺では、「がっちゃん」と呼ぶこともございますが、これまた昭和~ 😳 プペポ~ :poke-:

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