昨晩は、福岡の大濠公園にある「能楽堂」にお出かけしてきました。 お能には前から興味があったのだけど、なかなかチャンスがなくて・・・ :smile3: でもチャンスって、望めばちゃ~んとやって来てくれるもので、昨晩その機会に恵まれちゃいました。 しかも、ありえないようなスペシャルな形で・・・ :kirakira:
こちらが能楽堂の能舞台です。 福岡の能楽堂は、日本で5本の指に入るといわれる立派なもの :smile1: 能舞台のそばは、ウッディなとても良い香りが立ち込め、神聖な空気に包まれています。 このお席のあたりがいわゆるSS席 :smile1: 高尚な気分になります :smile1:
このお方が、若き喜多流 能楽師、塩津圭介氏です :smile1: なんと凛々しきお姿・・・ :happy: :heart:
奥様方!! 韓流スターもいいかものかもしれんけど、ご覧あそばせ、いるよ、日本にもこんな超イケメンアクターが :kirakira:
ところで、このあたりで「あれ?」とお気づきになった方・・・いらっしゃいますね? そうなのです、通常は撮禁のお能の舞台、昨晩は本当にスペシャルな企画に参加できるスペシャルラッキーに恵まれ、塩津氏のナビゲートのもと、なんと能舞台のバックステージにまで潜入しちゃうという信じられないようなツアーを体験しちゃいました :smile2: :heart2: 普通なら、どんなに高額なお金を支払おうともできないはずの、夢のようなことが実現しちゃったのです :kirakira: アメージングっ :love: :kirakira:
能舞台の裏側にでも、足袋を履いて立ち入ることが大原則です。 私も持参した足袋を着けて・・・いざ潜入 :nikoniko: 本当は着物で行きたかったのですが、この暑さですもん、あっさりと断念(笑)
ブタの足ではありませんよ!
これは、鼓の革を温めるお道具のあるお部屋。 いわば鼓のチューニングルームですね :su2: 鼓が良い音で響くように、時間をかけて革を乾燥させるわけです。 鼓って、とってもデリケートな打楽器なんですよね。
実は私もずっと以前に、実際に鼓を打たせてもらったことがあるのだけど、あれって素人がやってみて、簡単に打てば鳴るってものではないのね :nageyari: イメージしていた「ポンっ ❗ 」と空気を裂くように弾ける響きとは程遠い、「ぱすっ・・・」と情けな~い音(?)がしただけでした :ase:
一般ピープルは、普通は絶対に潜入できないエリア、その2 :smile1: 能楽師の方々の控えの間です :smile1: お着替えをなさる場で、ここでも上下関係がはっきりしているらしいので、若手能楽師さん方でも遠慮しながら立ち入る場所なのだとか :ooo: 有難い・・・こんなに簡単に入れちゃってよいのでしょうか・・・ :komatta:
なんとここで、塩津氏自ら、能衣装についてレクチャーしてくださいました :smile2: 見事な刺繍・・・下世話なハナシですが、お値段にすると、高級外車が楽勝で買えるのと同等クラスの価格らしい :su1: でも、考えたら素晴らしいではないですか、高級外車はオーナーの自己満足レベルだけど、こちらは日本の文化そのものだもんね :happy: :kirakira:
塩津氏の、とてもテンポ良く、くだけた感じのわかりやすい説明に、ひたすらうなづきっぱなしの私でした :smile1:
間近で見る能衣装、美しい・・・
次に続くのが「鏡の間」と呼ばれる、特別なお部屋 :smile2: 実際に能面を着けるのが、ここなのだそうです。 面を着けるのは特別なことなので、能楽師の方々は、必ず面に一礼してから着けるのが決まりなのだそうです。
この存在感には圧倒されます ❗
そしてなんと、この先に続く能舞台に実際に立たせて頂きました :nikoniko: :heart2: 舞台から見る客席はこんな感じなんです。 超レア体験!!
能舞台の上で、記念の一枚 :smile3: ❗ このドヤ顔(笑) だってホンマありえへんから~ :iyaiya: :heart2: 一生に一度の経験かも・・・ :smile1:
お能って、正直、もう少したいくつなものかというイメージがあったのですが・・・自分でも驚いたことに、ものすごく感動してしまいました。 そういえば、祖母が生前、「お能を一度観たら、面白くて絶対にとりつかれるから :smile3: 」と言っていたことを思い出しました。 ホントにそうだった・・・ :poke-: 自分の内側で眠ったままだった感性の、ある場所を、いきなり揺り起こされたような衝撃でした。
静の中に感じる躍動感は、例えるならば「書」の文字に、目がくぎ付けになるような感じというのか、静かな内側からものすごいエネルギーが伝わってくる感じです :smile2: 自分の中に、まだ知らなかったこういう感性があったことに、とても驚きました :poke-:
「自分探し」という言葉があるけれど、知らない自分を見つけたいという人は、どんなことも否定せず、まずは何でも受け付けてみることは、もしかしたら一つの方法であるかもしれませんね :smile1:
私の場合はけして、自分探しの為にお能に出かけたわけではなかったのですが、知らなかった自分の感性が目覚めた瞬間を感じられたことは、ものすご~い感動的な発見でした :happy:
そんな感覚を味わえたのは、イケメンすぎる能楽師、塩津圭介氏のマジックなのかもしれません :happy: :heart2: なんと、このあとお食事にご一緒させて頂き、美味しいお刺身を一緒に味わいながら、能について深く語って頂く機会にも恵まれてしまいました :smile2: 私って、どんだけラッキーなの!? :love:
当たり前のようにしてフツーに気さくに名刺をくださる塩津氏・・・とても人懐っこい笑顔が魅力で、すごくお話しの面白い、それでいて漂う気品の高さはさすがです :kirakira: そして、なんと素敵な名刺なのでしょうか :smile2: このセンスってお洒落すぎっ :iyaiya: :heart:
当然ながら、超少人数限定のありえへん企画でしたが、福岡でこの企画を実現させちゃった、雑誌「BOND」のこれまたイケメンすぎる編集長、小柳氏にも心からお礼を申し上げます :smile2: :heart: 大人の男の超イケメンで、しかもデキル男って、やってくれることもどんだけカッコイイのって感じです :smile2: :heart2:
サンキューっイケメン達 :love: ❗ それから、ぽちっとしてくれてサンキューっ :nikoniko: :onpu2:
Aya様
わあ~!!羨ましいっ!!
ワタシの母はピアノの先生でしたので、当時、小学生のワタシにゃ勿体ない位に立派なコンサートに連れてってくれてました。
「良い音・本物に触れなさい」って事でした!!
本物って子供でも感動します♪
感動させるのは、その人柄は勿論、プロの方々の良いモノを作ろうとする意識=作品ですよね~
でも…豪華な企画ですね☆その太っ腹にも驚きです(^.^)b
しのさま
本物に触れることって、本物を知ることって本当に大切なことですよね~ :happy:
知識もないのに感動できちゃうって、やはり本物だからだったんですね :happy:
確かに太っ腹企画でした :love: 退屈でわけのわからないものと思われていがちなお能を、わかりやすく知ってもらおうとしているエネルギッシュな塩津氏、ホントにご立派ですごくステキ :smile2: :heart2: