「私は他人のことには干渉しないし、そもそも他人のことになんか、全く興味がない :su1: 」という方がいらっしゃいます。
「人がどこの大学を出たとか、どんな一流企業に入ったとか、どこのブランドのバッグを持っているかなんて、ど~でもいいことだと思うし、そんなことに関心もない :smile1: 」のだと。
「自分は自分 :su2: だから、他人はどうなのかなんて気にする必要はないわよ。 だいたい、人のことばかり気にしてるのは、自分に自信がない証拠だし、他人のことばかりに関心を持つってのは、下世話な人間のすることでしょ :su2: 」・・・そんな考え方には、私も、もちろんおっしゃる通りだと思います。
小さい頃、お友達のことを羨ましがって 「あの子はい~な~ :poke-: いっつも可愛いお洋服着てるんだもん :su1: 」 なんてぶつぶつ言うと、母から、「関係ないの、人は人 :su2: 自分は自分 ❗ 」なんて言われて、どうにも納得がいかなかったものです :su1: :ooo: だって羨ましいんだもん(笑)
だんだん大きくなるにつれ、「他人のことをいちいち気にすることはないんだ :smile1: 」と思えるようになってきました。 「ねぇ、見た? あの人ったらさ~ :poke-: 」とか、「ねぇ、ねぇ、気付いた? あの子の持ってるバッグってさぁ・・・ :poke-: 」なんて、他人の噂話にばかり花を咲かせる人って、「ど~なの?」ってカンジですよね :nageyari: だいたい他人は他人なんだから、放っといてあげるのが成長した大人の態度なんだと思うようになりました。
それが「他人を尊重する」ということでもあるのだと信じていました :smile1: 私が、ラグジュアリーブランドに入社して、「接客販売業」に携わるようになるまでは・・・。
もともと私が新卒で入社したのは、ジュエリーとは全く関係ない会社でした。 私はそこで、いわゆる一般的なフツーのOLとして、事務の仕事を経験しました。 そんな私が販売の仕事に転職しようとした時、家族はもとより、私の周りの人たちはみんな驚いたし、「彩に出来るわけない」と言った人までいましたっけ(笑)
でも、販売の仕事に転向しようと思い立ったのは、ずっと長く続けられる仕事だと思ったからです :smile1: いくら仕事の経験やスキルが高くても、年齢を重ねたことで、社内で居心地の悪い思いをさせられている、大先輩の女性達を大勢見ましたから・・・。
人間的にも立派な方で、会社にとってもなくてはならない女性なのに、彼女の仕事の能力には、社内の男性方だってかなり助けられているはずなのに、「お局さん」だとか、あからさまに「行き遅れ」だとかいわれて、煙たがられている女性の先輩を見ていると、当時の私は自分の将来を憂い、そしてなんとも切ない気持ちになりました。
販売のお仕事なら、経験を積めば積んだだけの評価が得られそうだし、いくら年をとっても堂々と続けられそうな仕事だと思ったんです :smile1:
OLとして、事務仕事の経験があるということも、きっと役に立つだろうと思いました。 実際、そのお陰で採用されましたし :smile1: だから、私はきっとみんなの役に立てると思いました。 ところが、これまでと全く違う業種に転職した私ときたら、ホントにひどい劣等生な新人だったのです :sad2:
明らかに、みなさんのお荷物になっていることはわかっていました。 これまでど全く職種が変わった中に飛び込んだ私は、ホントにホントに、あまりに仕事が出来ない子だったんですよ(笑) :nageyari:
仲間に迷惑をかけていることも痛いほどわかっているし、仕事がさばけないことも自分のことですもの、よくわかります :sad2: でも、どれだけもがいても、一体どうしたらいいのかがわかりませんでした。
何故わからなかったか・・・それは、私が自信が「自分は自分なんだ。 他人のことを気にしてはいけないんだ」と信じていたからです。
実は、接客販売のお仕事は、人に興味と関心を持たなければまず成り立ちません。 「他人がどんなバックを持っているかなんて興味ないわ :su2: 」じゃなくて、「この人はどんなバッグを持ってるのかしら、ふむふむ、書類がたくさん入ってそうな大きなバッグだから、きっとお仕事はたくさんの資料を持ち歩かないといけないようなお仕事なのね :smile1: 」と感じることが大切なんです :smile1:
この方は、こんなデザインがお好きなんだ :smile1: シンプルで上質なものを選ばれるのね :smile3: お手入れが気届いているから、良いものを大切にお使いになる堅実なご性格なんだわ :smile1: ・・・バッグ一つでも、その方のことがいろいろと想像できますし、時にはお人柄まで伝わってきます :happy:
そんな些細な、でも、とても大切なそのことに気づくまで、私はずい分時間を要して、ずい分苦しんだと思います。 何て要領の悪いダメな子だったんだろうって、今となっては思います(笑) でもそれは全て、「他人のことにはいちいち関心を持たないのが、大人として当たり前のことなんだ」と信じていたせい。 それが自分も他人のことも尊重するってことだと思っていたし、カッコいい大人なんだと思っていたから。
どれほど、お客様のことに関心を持って接する必要があるのか、どれほど周りの仲間に関心をもって注意深く接していく必要があるのか。 それは仕事の成功だけではなく、お客様と、職場の仲間たちと、自分と関わりのある、全ての人達との人間関係をも上手くいかせる秘訣だったんです :smile1:
最近の私は、「人に興味と関心をもつ」ということは、人に愛情を持って接することの第一歩だと思っています。
お客さまに対して、「あら、この方は左利きでいらっしゃるのね :smile3: 」ということに素早く気づくことができれば、商談のテーブルへご案内する時に、お連れ様の左側になる椅子へ、自然にエスコートすることができます。
それは、お出ししたお茶に手を伸ばす時、お連れ様と腕がぶつかることがないように。 それに、お茶を飲んで頂きやすいように、その方だけには左側にお茶を出して差し上げる心遣いもできるから。
また、それは、うっかりお客様がお茶をこぼして、お召し物を汚すようなことを避けられるし、高価なお客様の持ち物や、お店の商品を痛めることも避けられるわけです。
例えば、その方が、どれほどご家族思いかということに気づいてあげられれば、ご家族の記念日を記録しておいて、お祝のお手紙を差し上げることができます。 そうすると、すごく喜んで頂けるの :happy: :kirakira: 喜んで頂けたら、私もすごく嬉しくなるんです :heart2:
まず、その人が「どんなバッグを持っているのかしら?」ということに関心を持たなければ、「あら、素敵なバッグを持ってるわねっ :nikoniko: ❗ 可愛いわ~ :kirakira: すごくあなたに似合ってるわよ :nikoniko: 」って、褒めてあげることもできません。
人は褒めてもらうとどうして嬉しいのか・・・考えてみたら、その人が自分に関心をもってくれてることがわかるから、じゃないかしら :nikoniko:
本当に仕事のできないダメな子だった私は、少なくとも他人のことに関心を持って、とても注意をはらうようになってから、どうしたらその人が喜んでくれるかということを、以前よりずっと深く、真剣に考えるようになりました。
そうすると、好きだと思える人、素敵だと思える人が、前よりずっと増えたように感じます :smile3:
世の中には、ちゃんと見ていてあげれば、実はとても正義感に溢れた、理知的で素晴らしい方だということがよく理解できるのに、周囲からは「冷たい人だ」と思われがちで、何だか損をしているように思える人がいらっしゃいます。 でも、仕方がないかな~と思えるところもあったりします。 だって、その方ご自身が「私は人のことには興味がないわ :su2: ❗ 」っていうのを前面にかもし出していらっしゃるんだもの :hun:
そんな方は他人に関心がないせいで、他人を誤解したり、よく知ろうともしないで「こんな人だ」と、決めつけてしまうことがあるようにも思います。 だから周囲とトラブルにもなりやすかったりする・・・ :uuuum: :ase:
「周りとの人間関係がうまくいかない :uuuum: 」とか、「会社でイジメにあっている 🙁 」とかでお悩みの方の中には、以前の私と同様に「他人のことにいちいち関心を持つ必要はないのだ :su1: 」と思っていらして、それが周囲との円滑なコミュニケーションが取れない理由になっている場合もあるように思います。
「人は人、自分は自分 :smile1: :onpu2: 」でいることも、生きていく上ではとても大切 :smile1: だけど、その反面どれほど周囲の人間に関心を持ち、注意を払うかということが、相手にも尊重され、楽しい毎日を過ごしていける秘訣だってこともあると思うんです :smile1:
では具体的な方法は・・・ :smile1: また次回に続きます~ :nikoniko: ❗
「なるほど、今日のところまでは、ほうほう :poke-: って感じだな :su1: 」とお思いになった方、是非、忘れずにぽちっとお願いたします :heart2:
でも、世の中他人に関心の無い人も多いですよねぇ~。
私も新しい仕事場に行ったら
当たり前ですが、みんな知らない人 :angry:
とりあえず、近隣の人には会ったら挨拶。
挨拶返されなくても、毎日挨拶。
エレベーターでボタンを押してもらったら
降りる時に「お疲れ様です」
はじめは、皆見事にシカトですが、言い続ければ
「おはよう」「お疲れ様」って返してくれるように
なりました。
すっかり守衛のおじさんには、ゆかちゃん呼ばわりです(笑)
お客様のモチーフ、お財布だったり、リングだったり
目に付いた物で1つでも素敵だったら
「素敵ですね」って何気なく言葉に出すと、
お客様も笑顔になりますし、数日後にお花を持ってきて
下さったりしてくださいます。
難しく考えないでも、笑顔で挨拶だけでも(返事は返ってこなくても)毎日すると、時間は掛かりますが
良い人間関係の基礎はホント出来ますよね :kirakira:
ゆかさま
あ~ :smile3: 私も守衛のおじさんと仲良くしてもらってました(笑) :nikoniko:
挨拶をするって、「あなたに気づいてますよ、関心があります :smile1: 」って知らせるサインですよね :kirakira:
ゆかさまの挨拶運動、素敵です :happy:
頑張れ、ゆかさま :smile3: ❗
aya様
接客業をやって、学んだコトは「ヒトを気に掛ける」
自分の新たな一面を理解したのが「ヒトが好き」ってコトでした(笑)
やはり、一人で生きているワケじゃないンですよね~…
Aya様
お久しぶりです♪そして初コメです(^^)vBe-Be様のところでバラの形のターコイズを拝見したのですが、バラの形に石をカットされたのAya様ですか?!素敵ですー☆芸術作品♪
ぶろぐのぽちっの最後の文章がいつも楽しみです(^-^)
えっ??まさかあのターコイズのお花!
彩さまが彫刻刀か何かで夜な夜な削ったのですか?(笑)
しのさま
私は、人と接する仕事をさせて頂いたことで、本当にいろんなことを教え、導いて頂いたと思います :smile2: :kirakira:
でも、確かに好きじゃないとできないですね :nikoniko:
ましもっち♪さま
初コメントありがとうございます~ :love: :kirakira:
サスガに彫刻は職人さんにおまかせです :smile1:
胸元にお花って、女性の魅力を高めます~ :smile3: :onpu:
Be-Beさん
ええ、「けして見てはなりません :angry: 」と部屋に閉じこもって・・・って、あたしゃ鶴かっ :gaaan1: ❗
アタシがそんなことしてたら100年かかるわよ~ :nageyari: