アイテム

地に足をつけて歩く

数年前まで、アタクシというオンナは、スニーカーを一足も持っていませんでした。

あ! 待って、1足だけ持ってました❗️  

ずっと以前、ハワイで買った、NIKEとコールハーンのコラボのスニーカー。 ほとんど履く機会なく、劣化しているのに気づいて、最近処分したのです。

結局、持っていても履かないのなら、下駄箱の肥やし。 持っている意味なし。

靴やバッグって、使わずに仕舞い込んでいたら、家の中の湿気などが原因で、逆に傷んでしまうんですよね💦

そう、一昨年、それが原因で、大切なブランドものも含めて、かなりの量のバッグや靴を処分しました。

ところで、そもそも、何故にスニーカーを履かなかったかというと、正直言って、とても苦手なアイテムだったからです。

だって私ってチビだから、恥ずかしくてヒールのない靴で人様の前になんて出られないもん。

学生時代、各大学の「ミスジーニスト」のタイトルを総舐めにしたという伝説を持つ妹のBeBeと違って、ジーンズが致命的に似合わない体型の、私のデニム姿こそがある意味伝説。

要するに、スニーカーを合わせるような服自体が、私の苦手なファッションなんです。

小柄な方でも、とてもお洒落にスニーカーを履きこなせる方もいらっしゃるけども、それは間違いなく、身長がミニマムでも体型のバランスに非常に恵まれた方だと思う。

そして、お洋服のセンスがとても良い方だと思うんだ。

そして、福岡という街は、車がないと生活に不自由する所で、郊外に行けば行くほど、一人一台の車の所有が当たり前な街。 

当然、福岡の中心地から離れている住宅地にある、我が家もそうです。

なので、基本的に「歩く」ということが、日常であまりない。

近所のスーパーだって、車で行きますから、近くても、遠くても、車移動が基本なんですよ。

そんなわけで、私にとって、スニーカーは(ヒールのない靴は全て、と言った方がいいな)、これまで不要なものだったんです。

さて、新宿という街は、昔からハイヒールが似合うイメージがあったのだけど、実際にここで生活していたら、とにかくスニーカーが日常の支えです。

ほんの数年前まで、スニーカーを履くことなんてなかった私が、最近では、何足も所有するに至りました。

で、数日前も、ネットで見て、すぐに手に入れたくなって、早速ゲットしたお靴がこちら。

adidas OZVENUZ(アディダス オズヴィーナス)です‼️

“アディダス ブランドコアストア新宿”に、てくてく「歩いて」買いに行きました。 

新宿駅前のアディダスのお店は、フロアが1F〜3Fまである、国内最大級のショップです。 

アディダスのシューズだけでなく、スポーツウェアやストリートウェアやバッグなんかも揃っている、充実の店舗なんですよ。

とりあえず、ここに行けば、お目当ての商品も、しかも私のチビ足サイズも手に入るだろうと。

いつも、前は通っていたのに、全く気にしていませんでしたが、初めて中に入ってみたら、その充実の品揃えに圧倒されました。

とにかくすごい。 お洋服まで欲しくなっちゃうくらい。

それでも私のお目当ては、人気商品のため、一番小さい22.0cmはブラックしか在庫がなくて、白は22.5cmと、あとは26.0cmしかありませんでした。

そもそも、ネットで注目したのは、「シルバー」のカラーだったのだけど、そんなものは人気すぎて、すでに在庫が無いとのこと。

私の本来のサイズは21.0cmなんだけど、それだとキッズ用しかありませんから、ここは妥協することにして、22.5cmを買いました。

厚手のソックスを履いて、紐をキツめに縛れば、小足の私でもなんとかなるだろうと。 その懐の大きさも、スニーカーの良いところですよね。 

ピッタリサイズじゃなきゃ、歩くことすらままならないハイヒールパンプスと違って、この融通の効くところと歩きやすさといったら・・・✨

これまで散々ハイヒールで脚の痛みに耐え抜いてきた私にとって、これはもう、神の靴としか言いようがない。

いくらでも歩けちゃう。

アルゼンチンまで歩いて行って、お母さんを見つけられそうだ。

ハイヒールは確かに、女性の象徴でもあるけれど、あれって“女性らしさの呪縛”の象徴とも言えるわよね。

歩きにくくても、痛くても、ひたすら耐える。 猫背になって、膝を曲げて、足を引きずって歩きたくなるけど、決してそれを許さないのがハイヒール。

足が豆だらけになっても、血を流しながでも、涼しい顔でいなければならないハイヒール。

そんな“苦行”から、私の足を救ってくれたスニーカーって、この軽やかさって・・・ああ、同じ新宿の歩道が、まるで雲の上を歩いているかのように心地よく感じるよ。

なんというか、地面と調和しているような感覚✨ ありがとう、スニーカー。 ありがとう、adidas。

ところで、ネットで見て、「これ買いに行く❗️」と即決したのは、なんと言ってもこの厚底です。 

スニーカーなのに、ヒールがあるやないですか。 嬉しい。

元々、作りの大きなデザインなので、履いたらかなり足元が大きくなってしまうのだけど、それでもいいの。 

ほんの少しでも、この脚の長さを盛れるなら。

ところで、公式説明によれば、OZVENUZは「蝶(Butterfly)」から着想を得たデザインだそうなのだけど、う〜んと・・・どの辺が・・・?

そういえば、“蝶のように舞い、蜂のように刺す”って人、誰かいたな。

あ、モハメド・アリだ。(蝶で蜂なのに蟻ってスゴイ) 

でも、このスニーカーを履いていたら、本当に蝶のように軽やかに歩けそう。

ちなみに、今、adidasのサイトを見たら、白・黒共に、すでに完売していました💦 早っ❗️

そっか、間に合ってよかったな。 

なにしろ、「あ、これ欲しい❗️」と思って、すぐに「歩いて」買いに行けてしまうところが、新宿で暮らしていて何よりも有難いことです。

大抵のものは新宿伊勢丹か、その周辺で、何でも手に入るんですもの。 

先日は、久し振りに表参道まで行ったけど、スニーカーなら渋谷だって、歩こうと思えば歩ける距離です。

本当に、ちょっと歩けばなんでも手に入るので、だから”しのごの言ってられない”の。 とにかくスニーカーが必要なのです。

チワワのうきわと一緒に、東新宿の街路樹の歩道を歩くのが、すっかり最近の日課になりました。

お散歩途中に会う、黒豆柴さんや、ラブラドールさんのお友達も出来ました。

そうそう、先日は、お散歩中に乙武洋匡さんとすれ違いました。 電動車椅子で、とても軽やかに走り去って行かれました。

そんなわけで、最近の私にとって、すっかり必須アイテムになったスニーカー。

今後の課題は、これを履きこなすセンスを身につけることなのだが、私にとっては、実はそれが一番難しいことかも・・・。

今日もご覧下さってありがとうございます。
このバナーをポチっとクリックして、ブログのランキングアップにご協力くださいませ‼ 応援よろしくお願いします。


人気ブログランキング

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。