ウワサ話し

無知は人を傷つけるよね

昨日の続きから、今日は「無知は人を傷つけるよね」というお話をしようと思っておりましたら、今朝丁度Twitterで、ある鑑定師さんのつぶやきが偶然ヒットしました。

素人ほどプロをむやみに批判します。
例えば、政治をした事のない政治評論家が責任政党の政治家を非難するのと同じです。
誹謗批判は酔っ払いでもできることです。

うわ、まさに、私が思ってたことだ‼と思いました。 

まあ、その政治家の先生でさえ、お勉強不足からのうっかり失言で、世間から非難を受けることだってあるものだけども、とにかく、その道のプロたるものは、極め方がやはり素人とは全く違うのですよ。 

だからプロなのです。

例えば、野球やサッカーを観戦するのが好きな方なんかで、ごひいきのチームが負けたりすると、監督や選手のプレイをものすごく批判なさったりする方がいるじゃない?

「あの監督はダメだ」とか、「あの選手は下手だ」、とか(笑) ←いるよね~‼

はたで聞いて言いて、「いやいや、じゃああなたなら、もっと上手にプレイができるの?」な~んて思っちゃう(笑) 

プロなんだもの、技術も体力も、間違いなく素人とは勝負にならないと思うよ…。 そう思っちゃいます。

そもそも、プロになるまでの、練習量やそれにかけてきた熱意は、素人とは比べ物にならないと思うのです。

少しでも知識があれば、その道をきわめた方のこれまでの努力や、それに費やした時間、払ってきた犠牲などのさまざまなものに対して、敬意を払うことができるはずなのです。

結局、ただ無知なために、そんなことには全く考えが及ばないのだと思うのです。 無知がゆえに、想像にも至らないのだと思います。

と…ここまでキーボードを叩いて、はたと気づきました。 自分のことを。

以前、「風水?? 家じゅう黄色いものばっか置いてんの?? にゃははは‼」と笑われて、私が何故にあれほどショックを受けて、いまだに思い出すと悲しい気持ちになるのかが。

そんなささいなことくらい、軽く聞き流せばいいのに(もちろん、その時はスルーしましたけど)どうしてあれほどに悔しいと感じたのか。

それはきっと、私が風水を学ぶために、これまでどれだけ時間をかけ、どんな苦労をしたのか。 学ぶために外国にまで出かけ、どれほど頑張ったか。 これまでの努力や時間を、軽くあしらわれたような気持になったからなのかもしれません。 

本格的な専門書や、きちんとした文献や資料を集めるだけでも大変な苦労があるものなんです。

なのに、風水なんて、その辺の本屋に行って本を買えば、いくらでも簡単に学べるという程度にしか思っていない無知な人から、何の悪気もなく、軽い気持ちでそう言われたことに、悪気がないからこそ傷ついたのだと思うのです。

無知ってそんな風に、無知だからこそ人を傷つけるものなのです。

スポーツに限らず、風水に限定されず、何かを真剣にきちんと学び、努力をした経験がある人であれば、たとえ自分とは全く違う分野の人に対してでも、きちんと敬意を払うことができるはずだと思うのですよ。

そして、自分の興味があること以外でも、自分を高めるために、常に様々なところから、あらゆる学びを得ようとしている人なら、他人を簡単に非難したり、批判したりして、自分が優位に立ったような気になろうとする必要がないのです。

私も、心して人の気持ちに丁寧に接するようにしようと、今、改めて思っています。

ある時、ADHDのお子さんを持つお母さまの書かれたある記事を、偶然目にしたことがありました。

その方は、「子供用ハーネスを否定する人がいるけれど、あれは我が子にとっては命綱なのだ。」と言っておられました。

ハーネスというのは、お散歩中の犬の胴体に固定してつなぐ器具のことですが、犬に使うイメージが強いものだからか、人間の子供用のハーネスに対して、
「子供がかわいそう」とか、「人間に対して犬みたいな扱いだ」と否定的な見方をされる場合があるのです。

極端な人になると「奴隷みたい」と非難のご意見まであるんですね。

動物みたいにつないだりせずに、きちんと躾ければいいだけのことだというお考えなのでしょうね。

でも、元気の良い子供さんなどは、親の「ダメ‼」「待って‼」の指示が耳に入らず、興味があるものを見つけた瞬間に駆け出して行ってしまうことがあるし、ADHDのお子さんだと、驚くほどの力で親の手を振りほどき、夢中で走って行ってしまうことがあると聞きます。

ADHDとは、多動性、衝動性、注意力の障害を特徴とするもので、一般的に多動性障害と言われているかと思いますが、
「すごく活発で、元気のいいお子さん」という印象の子達の一部には、実はこういう障がいをもった子供さんも含まれているケースがあるかと思うのです。

子供用ハーネスのことを、「犬みたい」とか、「子供がかわいそう」という目線でしかとらえられない人は、もし、ご自分やご家族が運転している車の前に、突然子供が飛び出して来たら…。 

その時、もしブレーキが間に合わなかったとしたら、それでも「子供がかわいそうだから、ハーネスはつけるべきではない」と言えるのかしら・・・と、思うのです。

あるとき、あるご年配の男性との雑談の中で、スーパーなどで騒ぐ子供さんのことを、「なんであんなに騒ぐ子供がいるんだろうか?」と聞かれたことがありました。

その方は、そういう時は腹が立つから、いつも「うるさいっ‼」と怒鳴ってやるんだというので、その場に居合わせたわけでもないのに、私はなんだかいたたまれない気持になりました。

この方は普段から、「自分は子供が大嫌い」だとはっきりと公言されている方なので、だから世間の子供さんのことを知ろうとしないのだと思うのです。

発達障害の子供さんは、よく、公共の場でパニックを起こしてしまうことがあります。

親の躾がきちんとされておらず、ただわがままを通そうと、激しく泣きわめいている子供さんだっているのでしょうが、中には、何かの刺激によってパニックになっている発達障害の子供さんのケースだって、たくさんあると思うんです。

そんなときに、知らない人からいきなり怒鳴られたりしたら、親御さんも子供さんも、どれほど怖くてつらい気持ちになることでしょうか…。

無知って、ホントに人を傷つけるものですよね。

誹謗批判は酔っ払いでもできる

私も、これからお酒飲む時間を、少しは知識を得るためにまわすべきだわ…と、改めて思ったりなんかしています。 

まだまだ学びたいこと、学ぶべきことがたくさんあるのです。 頑張らなくては。

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寒くなってきたね~、みんなうきわみたいにあったかくしてなくちゃダメよ。 (うきわ)

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POSTED COMMENT

  1. ちゃんBeBe より:

    自称同業者にも、狗神使いの末裔だね台湾道士だの…と批判ばかりしているストーカーがいるのだけど、誹謗批判は酔っ払いでもできるよね。

    批判する事で、自己を肯定する事が出来るような気がするのでしょうが、それってただの自己愛性パーソナル障害ですから。

    • Aya より:

      ちゃんBeBeさま

      そうなのね、誹謗批判は酔っ払いでもできる。
      酔っぱらって誹謗批判とか、ますます最低ですけど。
      さらにそれをお酒のせいにするなんて、もっと最低ですけど。
      お酒に謝れ。
      ってか、BeBeさん、狗神使いをバカにする人がいるとは聞き捨てならないわね。
      狗神使いは、命を落とすほどの修行ができる人でないとなれないのよ。
      全く、勉強も努力もしない人は、簡単に人を誹謗批判するし、うらやましがったりするわよね。
      その人の努力や苦労を知らないからだと思うわ。

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