BeBeのカピパラ男子の話ではないけれど、実は少し前までは福岡の巷には、生まれた時からいわゆる「九州男児」の英才教育を叩き込まれてきたような、「オレ様」的殿方がウヨウヨしていました。
そもそも、昔は江戸から遠く離れた九州ですから、その時代の殿方はきっと、何をするにも多くのパワーを必要としたのではないかと思います。
「いざという時は命を張ってでも戦い抜け、それが男たるもんぞ :su2: ❗ 」と、厳しくしつけられ、「そうだ、俺は男なんだ :iyaiya: ❗ 」と気合を入れてふんどしを締めていた九州男児たちが、そのうち世の中が平和になってきちゃって、その「いざ」ってどんなことかもあいまいになってきたわけですね。
でも、とりあえず何だかわかんないけど、「どげんかせんといかん :su2: ❗ 」と言いながら、ひたすら焼酎を飲む・・・女は文句ひとつ言わず、黙っていそいそと酒の肴をこしらえて出す…それが当然だったのが、少し前までの九州の男女の役割分担だったのです。
確かに、「男は偉くて立派なのです :happy: ❗ 」と持ち上げておけば、その気になって頑張って働いてくれるから、まぁ少々のことは我慢して立てておいてあげよう :smile1: というのが、昔の九州女の魂胆ではなかったのかしらって思うこともあります(笑)
それに実際、九州には、ギリギリ私の年代くらいまでの殿方には、「男たるもの〇〇するべからず ❗ 」的発想をしかと叩き込まれた方が多いものです。
「男たるもの、人前でカネがないなどというみっともないことは口にするべからず :su2: ❗ 」
「男たるもの、女に養ってもらおうなどという恥ずかしい気持ちは持つべからず :su2: ❗ 」・・・みたいなね :smile1:
その代り、「見栄を張ったって仕方ないじゃないの~ :nageyari: 」と思えたり、「女房子供を養ってやってる、なんて偉そうなことが言えるのは、女房子供に散々贅沢させてやってる男だけじゃっちゅーのボケーーー :angry: :ikari: 」と言いたくなるような(あら失礼… :su2: )な殿方が大勢いたのも事実です。
つまり、意味もなく「オレは偉いんだ :smile3: 」と信じていて、じゃあ何でキミはえらいの?って聞くと、「だって、男だから :smile3: ❗ 」と笑顔で答えてしまうような、中身の伴ってない九州男児が大勢いらしたわけですよ… :nageyari:
でも最近、時代の流れのスピードはどんどん速くなり、社会は目まぐるしく発達して、世の中は完全なる情報社会になりました。 遠く離れた場所でも簡単に連絡も取りあえ、あらゆる情報もタイムリーにやり取りできる時代に入ったら、サスガに九州男児たちも、威張るんなら威張るだけの理由が必要なことに気づき始めたのかも…というか、九州が都会から離れた場所ではなくなってきたお陰で、九州男児という垣根もなくなってきたのかもしれません。
ふんどしも、お祭りの時しか締めなくなって、その代りにズボンは腰まで下げてパンツを見せながら歩くようになってしまいました(笑)
毎日のお膳には必ずあがっていた、阿蘇で育ったお肉とか、玄界灘でとれた新鮮な魚ではなく、主食は有機栽培のお野菜に代わって、だんだんおとなしく草ばっかり食べている男子が増えてきました。
妹のBeBeが語っていたように、最近の20代の男子がお嫁さん(結婚相手)に求める条件は、少し前まで4Kだったけど、最近は5Kに進化したのだそうです。 もちろん、このあたり(九州)でも当然そうです :su1:
1.可愛い
2.賢い
3.家庭的
4.軽い(体重が)
5.経済力
「結婚したいんなら、キミだってちゃんと稼いでよね :smile3: 僕だけ働くなんて、とんでもないんだから ❗ だいたいそんなの意味わかんないし~ :nikoniko: 」という発想の男子が多くなってきたわけですね、時代の流れです :nageyari:
確かに経済力、というのはある意味その人の付加価値です。 「稼げる能力を持っている」ということは、その人の魅力でもあり、選ばれる条件の中のひとつに挙げられるのは、考えたら別に不思議ではないことかもしれません。
イマドキの男性が理想とする「結婚相手の条件」として5番目に追加されたのが、『経済力』という、つまりは求められているのが「お金」であることに、なんとも最近の草好き男子の不甲斐なさを感じなくもないですが :nageyari: ただ、確かに選ばれる条件として、何らかの「付加価値」が必要なのは、考えたら当たり前のことともいえるわけですよねぇ :su1: :ooo:
マックでセットをオーダーするなら、当然「バリューセット」を選ぶようなもんです。 中には頑なに、お得でも何でもない地味なセットしか食べない人もいるかもしれないけれど、私だったらやっぱり、お値段はお得で中身が充実した「バリューセット」を選びます。 だって、そっちのほうが得した気分になるから満足度も高いもんね :smile3:
ところで好きな人ができて、相手も自分に好意を持っていることがわかり、めでたく交際が成立した場合、誰だって数多い異性の中から自分が「特別な存在」として選ばれた喜びに浸ります :smile2: :heart2: そして、女の子はたいてい知りたくなります。
「ねぇ、私のどこがそんなに良かったの? :smile3: :heart2: 」と…。 スペシャルな存在であるならば、その理由を具体的に言葉にして伝えてほしいわけです :happy: だって、そのほうがもっともっと喜びに浸れるじゃない?(笑) :smile1:
しかし、男の子というものは、何故かここでスラスラといろんな言葉を次から次に並べ立ててはくれないものです。 私のことを好きなら、いくらでも好きな理由をいっぱいあげてほしいのに…。
「キミの笑った顔がかわいすぎる :smile3: 」とか、「キミの横顔にはいつもドキッとさせられる :smile1: 」とか、まぁ「おっぱいの形が好きすぎる :love: 」でもいいし、何でもいいからいっぱいいろんな理由を言ってほしいわけです。
だけど、男の子ってやつは、どうしてこうも褒め言葉のボキャが貧困な方が多いんですかね~ :nageyari: 「うん、あ…えっとねぇ 🙄 」なんてムニャムニャ、モゴモゴ言ってたりして、大した理由が出てこない場合が多いもんです。
そこで私は思うのです。 やはり女にだって「付加価値」というのは、とても必要なものではないかと… :su1: ってことで、そのお話しの続きはまた明日 :nikoniko:
今日の応援よろしくお願いします :smile2: :heart: