ウワサ話し

中秋の名月

日本人は、古来からお月さまを愛でるという心を持っていて、中でも四季を通じて、秋のお月様が一番美しいと思ったのだそうです。

現代のカレンダーだと、日本の四季を感じるには少し早すぎますが、これを旧暦に合わせてみると、感覚として確かに季節を感じとることができるのです。

さて、今日、9月24日は2018年「中秋の名月」です。

中秋の名月は、旧暦の8月15日のお月様のこと。 ただ、この日が必ずしも「満月」になるわけではないんですよね。

今日の福岡は朝から曇り空で、薄手のTシャツ一枚では、少し肌寒さを感じます。 秋風が吹き始めました。

おそらく今夜の月は雲に隠れているでしょう。

中秋の日、雲にかくれてしまう月を「無月(むげつ)」といって、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と言います。

お月さまが見えなくても、お空のあの辺りにきっと月があるのだろうと、その辺りのほの明るさをなんとなく感じて秋の夜を楽しむ・・・。

日本人のイマジネーションの豊かさといったら、秀麗ですね。 雲の中の月を思うというのも、風流で、それもまた素敵。

夜の訪れが楽しみに思える秋の休日です。

中秋の名月は、五穀豊穣の祈りと感謝の日。

お月さまを神様のお姿にみたてて、お月さまのようなまぁるいお団子をお供えします。

陰陽の法則とは、陰と陽との2つが存在することで、この世界が成り立つという考えです。 例えば太陽と月、光と闇、男と女など…。

どちらが偉いとかすごいとかではなく、両方が存在してこの世が成り立つんです。

太陽の登っている昼間のパワーも成長を促す大切な時間ですが、闇の広がる中に浮かぶ月…その夜のパワーも、同じく強くて壮大です。

今日は、いろんなことに感謝をして過ごしてくださいね。

来年 2019年版の「超開運風水暦」が発売されました。

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