やるべきことが複雑に、幾重にも重なっていて、今、軽くパニックになってしまってますの。
もちろん、自分の力量は心得ているつもりなので、絶対に実現不可能なことを、自分に課しているつもりはないのですよ。
まさか、「1ヶ月で六法全書を丸暗記する!」とかさ、誰が聞いても「絶対無理に決まってるじゃん!」というようなことをやってみせるぜなんて、言ってるわけではないのです。
だからとにかく愚直にコツコツとやり続けさえすれば、いつかは必ず全てがちゃんと、片付くはずなのです。
そう、それはわかっているのだけど、重要なことも雑用も、あれやこれやと抱え込みすぎて、もう何から手をつければいいのか、途方に暮れてしまって・・・。
「よし、一旦落ち着こう」と思いました。 とにかく頭の中を一度静かにしなくっちゃ・・・と思った時に、なんだかふと、急に呼んでいただいたような気がしたのです。
そこで、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」を、頭から追い出して、急いで車を走らせ向かったのは、福岡市の海を臨む”愛宕山”です。 (素敵な景色の動画は、是非Instagramでご覧になってね)
山頂に鎮座する”愛宕神社”は、京都と東京に並んで、日本三代愛宕に数えられる、とても古い歴史を持つ神社です。
駐車場まで車で登り、さらに急な階段を登った先には、立派な社殿が厳かに迎えてくれます。
境内のその向こうには、博多湾が一望できる大パノラマが広がっていますよ。
右手には百道浜と福岡タワー。 そして左手には糸島までの景色が望める、まさに絶景スポットなのです。
お昼間の爽快な景色はもちろんですが、街の灯りが煌めく夜景が、これまた見事です。
すぐそばを、都市高速が走っているロケーションでありながら、境内は驚くほど静かで、四季折々の自然に包まれています。
まるでここだけ時の流れが止まったかのような、不思議な感覚に満ちた、異空間とも言える場所。
だから、なんというのか・・・普段、気軽に訪れることのできないような、私にとっては本当に、特別感があるエリアなんですよね。
愛宕神社は、厄除け、開運、商売繁盛のほかにも、「縁結び」をしてくださる神様としても有名なようですが、実は禁酒や禁煙、ギャンブル断ちなど、何かを”断つ”ことにお力を貸してくださるということで、古くから厚い信仰を集めているんですね。
あ、そうか。
今の私にとって、頭の中の焦りや雑念を「断つ」という意味で、もしかすると、呼んでいただけたのかもしれません。
ちなみに、何かを強力に「断つ」ご利益があるということで、「約束(誓い)」を立てるわけですが、実は古くから「ここで立てたお約束を破ると、必ず恐ろしい裏返しがあると聞きます。
私は、日本の神社の神様は、人間にそうそう「バチ」というものを与えるようなことはなさらない、と信じているので、あえて「裏返し」という言葉を使いますが、それは「ご利益」の”裏返し”という意味です。
とはいえ、愛宕神社の神様のお力は、それはそれは大きなものだけに、その裏返しも半端なく大きいのだそうです。
つまり、それほどの強い覚悟を持って、自分自身に誓いを立てることを求められる、ということなのでしょうね。
おそらく、昔からそのように言われているのには、「こちらの神様に誓ったからには絶対に破れない」という強い自制心が、禁酒や禁煙、さまざまな”悪縁”を断つという、難しい願いを成就させる力になる、ということなのでしょうね。
さて、福岡の愛宕神社は、正式名称を「鷲尾愛宕神社(わしおあたごじんじゃ)」といいますが、ここはかつて山頂に、伊弉諾尊と天忍穂耳命が祀られた、福岡で最も古いと言われるわれる鷲尾神社があったのだそうです。
その後、江戸時代に、黒田のお殿様によって、京都の総本宮から愛宕神社が勧請された際に、火産霊神(ほむすびのかみ)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が迎えられ、非常に強力で格の高い神様たち四柱(よはしら)が、主祭神として祀られることになりました。
火産霊神(ほむすびのかみ)は、火の主宰神で、迦具土神(かぐつちのかみ)とも呼ばれます。不浄を焼き尽くしてしまう圧倒的な浄化のお力で、断ち物祈願にとても強い霊験があるというわけです。
伊弉諾尊(いざなぎみのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)はこの国を生み出し、たくさんの神々をお産みになったと言われるご夫婦の神様ですが、火産霊神(ほむすびのかみ)のご両親でもあられます。
「人生のどん底からでも這い上がって、新しい流れを生み出す」という強力な開運の力をお持ちなのだそう。
そして、この地を古くからお守りになっている天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)は、天照大御神の御子神で、太陽のエネルギーを継ぐ神様です。
お名前の「おしほ(威力に満ちている)」「みみ(耳が良く、知恵がある)」という意味の通り、「己に打ち克ち、目的を達成する」お力と、試験の合格をはじめとする「勝負に勝つ!」という強い運を授けてくださるのです。
さらに、本殿のすぐ横の「宇賀神社(うがじんじゃ)」という末社には、宇賀魂神(うがのみたまのかみ)と、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、そして日本武尊(やまとたけるのみこと)が祀られておりまして、こちらは五穀豊穣、そして『恋愛成就』の凄いご利益があるのだそうです。
心洗われるような気持ちになって、階段を降りてくると、鳥居の前には古い茶店があります。
この「岩井屋」さんの創業は、なんと「元禄二年(1689年)」‼️ これは松尾芭蕉が『奥の細道』の旅に出たのと同じ年だそうで、計算苦手な私でさえも、今から軽〜く300年は超えてるってことはわかるもんね。
もともと愛宕神社の参拝客のための「旅籠」から、やがて時代の流れと共に茶店へ変わったそうですが、現在の店主で二十一代目(‼️)という、福岡でも屈指の老舗なんですよ。
今のお店でもすでに100年以上は経っている、入口の引き戸を開けて、一歩足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような歴史を感じる風情が漂っています。
奥の、まるで大きな額縁のような窓には、愛宕山の四季折々の自然広がって、さらにその向こうの都会の喧騒なんか、何も感じない。
ここにはすごく贅沢な時間が、ゆったりと流れています。
名物の「いわい餅」とお抹茶をいただきながら、頭の中のわちゃわちゃした忙しさと雑念を、そ〜っと鎮めました。
いわい餅は、太宰府の梅ヶ枝餅よりも、少し大きく高さがあって、表面はパリッと香ばしく、中に上品な甘さの餡子がもっちりたっぷり・・・胸いっぱいに幸せな気持ちで満たされます。
この日のお抹茶は、小石原焼のお茶碗に点ててお出しいただきました。
素朴で温かみのある小石原焼の手触りと、お抹茶の深い緑を五感で味わっているうちに、あれほど私を追い詰めていた「あれも、これも!」という焦りが、しんと落ち着いてきます。
私たちはときどき、自分で自分を大忙しの渦に巻き込んで、勝手に溺れそうになってしまうことがあります。
「やればできるはず」と思う気持ちと、すんなりうまくできない自分の折り合いがつかず、軽くパニックになる。
そうだ、まずは、余計なノイズを消すこと。
そして、目の前のことを一つずつ、愚直に、知恵を使って片付けてゆこう。
思えば、私は生まれた時から愛宕神社の神様には、ご縁をいただいているんですよ。 なんとありがたいこと。
人生のどん底から這い上がるパワーをくださる神様と、己に打ち克つ力と勝利を授けてくださる神様、私をこちらに呼んでくださりありがとうございます。
頑張ります。
そして、あなたにとっても、素敵な週の始まりとなりますように。
Instagramアカウント: @lovespiritualaya
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