アート

枯山水のすすめ

ステイホームで、セミナーのお生徒さんたちとずっと会うことのできないので、最近は週末にお時間を合わせ、zoomでお喋り会と称した近況報告会をしています。

まあ、結局「早く会いましょうね」ということに話は落ち着くのですが…(笑)

先日、「彩先生、ずっと外に出られなくてどうやってストレス解消してますか??」と聞かれたのですが…。 

おや? 確かに私の場合、これまでの基本スタイルがテレワークだったのです。 

これまでがずっと、自宅にいるか思いっきり遠くに行っているかという、両極端な生活だったので、2月ごろからのステイホーム生活でも、特に不自由や違和感を感じていなかったのですが…。

ご自宅で過ごす時間が長いことで、ストレスが溜まってしまう方もきっと多いかと思います。

私の場合は、パワーチャージを兼ねて、時々このような場所に出かけていることが、ずいぶんと心の癒しになっているのかもしれません。

見事に砂紋(さもん)が描かれた美しいお庭。

「石使い」を名乗る私は、石が大好きですから(笑) 思いっきり萌えます♬

これは、禅寺の代表的な枯山水(かれさんすい)といわれる様式のお庭です。 禅寺の作庭の枯山水は、単に見た目の景色を楽しむ意味合いを超越して、この中に、人の一生や人生の流れを表現しているものなのだそうです。

枯山水の庭園では、お庭のどこかにある大きな岩が「泉」を表し、これはすなわち「人の一生の始まり」を示しています。 

各所に点々と配される石は、人生で苦難にぶつかることを示し、最後に大きくぐるりと渦が描かれているところが、大海に流れ込み、人生の終結を迎えるということを表しているのだそうです。

私は、子供のころからなぜか禅寺の庭園には、妙に心が引き込まれてしまい、「ずっと見ていたい」と思ってしまうのです。 気持ちが落ち着き、時間とともに、心にたまった雑多なものが洗われるような気がするんですよね。

こういうお庭の魅力のひとつに、四季やその日のお天気によっても景色が変わり、その時々の美しさを楽しめることです。

まもなく九州は梅雨に入りますが、雨の日のお庭も、また美しいものです。

お庭を眺めながら、自分の人生の流れを思いかえして、これからの活力にしたり、ただ心を無にして過ごす…そんなひと時を過ごしてみられるのはいかがでしょう。

本日はこれから、久しぶりの対面セッションのお約束です。

なんだかんだ言っても、大切な方とお会いすることって、やっぱりzoomじゃないのよね。

人と直接会って会話をすることって、お互いのエネルギー交換であるような気がします。 だからきっと、スクリーン越しではダメなのね。

さてさて、おかげさまで、ブログランキングの順位がV字回復中です。 しばらくはアメブロをお休みして、こちらに専念したいと思っております。
どうぞよろしくお付き合いくださいませ♡

今日もご覧下さってありがとうございます。


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